「今日は何を食べようかな…」
そんな時につい手に取ってしまうのが、手軽で美味しいコンビニのおにぎり。
でも実は、選ぶ時間帯や具材によって、おにぎりの“美味しさ”や“鮮度”が大きく変わるってご存じでしたか？
何気なく選んでいたおにぎりも、ちょっとしたコツを知るだけで、もっと満足度の高い食事に変わります。
たとえば、納品直後の時間帯を狙うとできたてが手に入ったり、具材の組み合わせ次第で栄養バランスが整ったりと、選び方ひとつで大きな差が生まれるのです。
この記事では、コンビニおにぎりをより賢く、美味しく選ぶための「時間帯」「具材の選び方」「保存のコツ」までを分かりやすく解説。
読むことで、あなたのコンビニ習慣がちょっと楽しく、ちょっと得するものに変わるかもしれません。
コンビニおにぎりの基本を知ろう
セブン・ローソン・ファミマの特徴比較
セブンイレブンは、ふんわり炊きあがったご飯と、しっとりとした海苔が魅力的。
味のバランスが良く、万人受けしやすいおにぎりが多いです。
ご飯と具材のバランスも絶妙で、シンプルながら飽きが来ない味わいが人気の理由。 季節ごとの限定メニューも注目ポイントです。
ローソンは、具材のボリュームがしっかりしていて、ひとつでも満足感があります。
特に鮭やツナマヨは具だくさんで、食べごたえ抜群。
さらに、おにぎりの形が少し丸めで食べやすく、手に持ったときの安定感も好印象です。
健康志向の方には、もち麦や玄米を使ったラインナップもありますよ。
ファミマは、変わり種や期間限定商品が多く、飽きずに選べる楽しさがあります。
味のバリエーションが豊富で、ついつい毎回違う商品を選びたくなる魅力があります。
地域限定商品やコラボメニューも豊富なので、他のコンビニにはない発見があります。
特に「ファミマル」ブランドでの新展開にも注目が集まっています。
よくある具材の種類と人気ランキング
おにぎりの定番といえば、ツナマヨ・梅・昆布・鮭など。
これらはどの世代にも親しまれており、手に取りやすい安心の味わいです。
最近では、明太子マヨ・高菜・チャーシュー入りなど、少し変わった味も登場しています。
ヘルシー志向の方向けに、雑穀入りやカロリー控えめタイプも増えてきています。
人気ランキングで常に上位なのは「ツナマヨ」。
まろやかで食べやすく、子どもから大人まで幅広く愛されています。
男女問わず高評価で、リピート率の高い一品です。
季節によって登場する限定具材も見逃せません。
秋にはきのこ系、春には桜えびや菜の花を使ったおにぎりなど、旬を感じる味も楽しめます。
コンビニおにぎりはどう作られているの？
工場でご飯が炊かれ、機械で成型されたおにぎりは、配送トラックでコンビニに運ばれます。
具材はあらかじめ分量ごとに仕分けられていて、機械によって均一に包み込まれるため、どのおにぎりも同じクオリティを保っています。
1日に2〜4回ほど納品されることが多く、店頭には常にある程度の数が並ぶよう調整されています。
店舗側でも売れ筋を見ながら発注を調整しているため、時間帯によって品揃えに違いが出ることもあります。
ただし、納品時間は店舗や地域によって違うので、注意が必要です。
住宅街の店舗では朝の納品が多く、駅近くの店舗では昼や夕方の補充が多い傾向があります。
自分の行きつけの店舗の傾向を知っておくと、より新鮮なおにぎりを選べますよ。
時間帯による違いとおすすめ購入時間
納品タイミングはいつ？新しいおにぎりの見分け方
もっとも新鮮なおにぎりが手に入るのは、納品直後の時間帯です。
コンビニでは、1日に数回おにぎりの納品が行われています。
納品は、朝6〜9時、昼11〜13時、夕方16〜18時など、時間帯をずらして行われることが多いです。
これは、通勤・通学・仕事終わりなど、それぞれのライフスタイルに合わせておにぎりが手に取りやすいようにするためです。
製造時間や消費期限のラベルを確認すれば、新しいものを見分けやすいですよ。
製造時間は商品裏のラベルに小さく記載されていることが多く、消費期限とあわせてチェックすることで、より新鮮なものを選ぶ目安になります。
また、ご飯がふっくらとしてツヤがあり、パッケージ内に結露が少ないものは、比較的新しい可能性が高いです。
一方で、ご飯がパサついて見えるものや、具材が偏っているものは、やや時間が経っている可能性があります。
朝・昼・夜で変わる！鮮度と在庫の傾向
朝の時間帯（7〜10時）は、最も品揃えが豊富で鮮度も良好です。
この時間帯は、通勤前や登校前の利用客が多く、店側も需要を見越してたくさんの商品をそろえています。
納品後すぐに陳列されるため、できたてに近い商品を選びやすいです。
昼（11〜13時）は、ランチタイムに合わせて商品が追加されることもあります。
ただし、人気商品はすでに売り切れていることもあるので、確実に手に入れたい場合は少し早めに行くのがおすすめです。
夕方から夜にかけては、在庫が減ってきて売れ残りが並ぶ時間帯。
この頃になると、商品が乾燥し始めたり、包装フィルムが曇っていたりすることがあります。
できれば消費期限が遠いものを選び、見た目の状態もチェックすると安心です。
深夜帯はさらに注意が必要で、翌朝の納品前は商品の回転が遅くなりがちです。
見た目やにおいに違和感がないかも確認して選ぶようにしましょう。
狙い目は〇時？値引きが始まる時間とは
夕方〜夜にかけて、賞味期限が近いおにぎりに「値引きシール」が貼られることがあります。
店舗によって異なりますが、18時〜20時ごろが値引きの狙い目。
お得に買いたい方はこの時間を狙ってみてください。
特に20時以降になると、より高い割引率になる場合もあります。
ただし、その分人気商品は早めに売り切れてしまうこともあるので、タイミングが大切です。
また、店舗の立地や客層によって値引きのタイミングは前後します。
駅前など人通りの多い店舗では、18時よりも前にシールが貼られることもありますし、住宅街の店舗では比較的遅い時間に始まることも。
日ごろから「このお店はいつ値引きが始まるか」を観察しておくと、お得な時間を見逃さずに済みますよ。
まとめ買いをするなら、このタイミングがベスト。
翌朝や翌日の昼ごはん用に、冷蔵保存しておけば時短にもなります。
深夜に買う時の注意点と見分け方
深夜は商品の補充が少なくなる時間帯。
日付が変わる前後は、おにぎりの在庫も少なくなりがちで、選択肢が限られていることもあります。
長時間並んでいたおにぎりは、海苔がしんなりしていたり、ご飯が乾燥していたりすることも。
特に直巻きタイプや手巻きでない商品は、時間が経つと食感が大きく変わるため要注意です。
買う際は、消費期限やパッケージの状態をしっかりチェックしましょう。
パッケージに水滴がついていたり、変色している場合は避けるのが無難です。
明かりが暗い店舗では見えづらいこともあるので、スマホのライトを活用するのもひとつの方法ですよ。
おにぎり選びで失敗しない！チェックポイント
製造時間・消費期限はここを見る
おにぎりを選ぶときに、まず確認してほしいのが製造時間と消費期限です。
パッケージの裏や底に小さく書かれていることが多く、見逃しやすいですが、とても重要な情報です。
特に製造時間は、どれくらい新しいかの目安になり、選び方次第で食感や風味が大きく変わります。
製造時間が新しければ新しいほど、ご飯のふっくら感や具材の風味が保たれています。
特に「直巻き」タイプのおにぎりは時間が経つと、ご飯が硬くなったり、具材の水分がご飯に移ってしまうこともあるため、新しいものを選ぶのが鉄則です。
また、消費期限まで時間に余裕があるものを選ぶことで、食中毒などのリスクも避けられます。
気温が高い夏場や湿度の高い梅雨の時期は特に注意が必要で、買ってすぐに食べない場合は、保冷バッグなどでの持ち運びがおすすめです。
さらに、複数個をまとめ買いするときは、製造時間が同じでも消費期限が異なることがあります。
同じ棚にあっても、微妙に古いものが前に置かれていることがあるので、棚の奥を確認するのもおすすめです。
包装や海苔の状態でも鮮度がわかる
おにぎりの鮮度は、見た目でもある程度判断できます。
包装のフィルムがしっかりしていて、曇りやシワがないものは、比較的新しい可能性が高いです。
特に透明フィルムに水滴がついていないか、印刷がこすれていないかなどもチェックポイントになります。
また、海苔がパリッとしている「手巻きタイプ」は、購入後すぐに食べると一番おいしい状態で楽しめます。
パリパリ食感が損なわれていないか、包み方がきちんとされているかも、選ぶ際の目安になります。
一方で、しっとりタイプの「直巻き」は、時間が経つとご飯と海苔の間に水分がこもりやすくなるため要注意。
ご飯が水っぽくなっていたり、具材の油が包装ににじんでいる場合は、やや古くなっている可能性があります。
ちょっとした見た目の変化が、鮮度のサインになりますよ。 購入する際は、気になる部分を一通りチェックしてみてくださいね。
実は差がある？店舗ごとのおにぎり事情
同じコンビニチェーンでも、店舗ごとに納品時間や品揃えに違いがあることをご存じですか？
たとえば、駅前やビジネス街の店舗は、おにぎりの回転が早いため、常に新しい商品が並びやすい傾向にあります。
特に朝や昼のピーク時には補充が頻繁に行われており、新鮮なおにぎりが手に入りやすいです。
一方で、住宅街のコンビニでは、納品回数が少なかったり、売れ残りやすい商品が多い場合も。
時間帯によっては選べる種類が限られることがあるので、買う時間を意識することが大切です。
また、店舗の規模やオーナーの方針によっても、扱う商品に差が出ます。
大型店舗では限定商品や地域オリジナルメニューが豊富に揃っていることも。
自分の行動圏内の店舗を観察しておくことで、より賢いおにぎり選びができます。
お気に入りの店舗を見つけておくと、安心して購入できるようになりますよ。
目的別｜おすすめの具材と選び方のコツ
おにぎりの具材選びのコツ
おにぎりは具材によって、栄養バランスや満足感が大きく変わります。
たとえば、鮭やツナマヨ、昆布など定番の具材には、それぞれタンパク質・脂質・ミネラルなどの栄養素が含まれています。
これらの栄養素は、私たちの体に必要不可欠なものであり、具材の選び方ひとつで1日の栄養摂取の質が変わることもあります。
栄養バランスを意識したいときは、動物性たんぱく質＋海藻や植物性の具材を組み合わせるのがポイントです。
例えば、「鮭＋梅」「ツナ＋昆布」といったように、主菜と副菜のような組み合わせを意識すると、バランスよく摂取できます。
また、ビタミンB群や食物繊維を補いたい場合は、ひじきや野菜系の具材（高菜・菜の花など）もおすすめ。
腸内環境を整えたい方や肌荒れが気になるときにも、こうした具材は心強い味方になります。
さらに、ダイエット中の方やカロリーが気になる方は、具材の種類や量に注目。
マヨネーズや脂が多い具材よりも、梅やおかか、しそ昆布などあっさりした和風の具材を選ぶとヘルシーで安心感があります。
食べごたえを求めるなら、玄米や雑穀米ベースのおにぎりと組み合わせるのもおすすめです。
そして、自分の体調やその日の活動量に合わせて具材を選ぶ習慣をつけることで、無理なく自然に栄養管理ができるようになります。
忙しい日々でも、おにぎりの選び方ひとつで食生活をより良い方向に導けるのは嬉しいですよね。
満腹感重視ならこの具材！
しっかり食べたいときには、炭水化物とたんぱく質が同時にとれる具材を選ぶのがコツです。
おすすめは、焼き鮭・チャーシュー・鶏そぼろ・豚みそなどの肉・魚系のおにぎり。
これらは噛みごたえがあり、自然と満腹感を得やすいのが特徴です。
また、味がしっかりしているので、スープや味噌汁と合わせるだけで、手軽に満足ランチが完成します。
さらに、「大きめおにぎり」や「2個入りパック」を選べば、ボリュームもばっちり。 忙しくて食事をサッと済ませたい時や、移動中の軽食にもぴったりです。
野菜不足が気になる場合は、野菜スープやカップサラダをプラスすると栄養バランスも整いますよ。
温めるとおいしいおにぎりベスト３
寒い季節や疲れたときは、あたたかいおにぎりが心と体をほっとさせてくれます。
レンジで温めると特に美味しいおにぎりは、以下の３つ。
- 焼きおにぎり系（醤油味）：香ばしい香りが広がり、外側がカリッと、中はふっくら。
- チャーハンおにぎり：ごま油やネギの風味が際立ち、香り高く満足感も抜群。
- 肉系具材（豚角煮・唐揚げなど）：お肉がやわらかくなり、旨味がぐっと引き立ちます。
温めることで、ご飯の食感がふっくら戻り、冷たいままよりも数倍美味しくなります。
「温めOK」と表示されている商品を選び、袋から出す・出さないの表示に従ってレンジ加熱しましょう。
特に電子レンジ加熱の際は、加熱しすぎに注意して中まで均一に温まるようにすると、ベストな仕上がりに。
ちょっとした手間をかけるだけで、コンビニおにぎりがまるで手作りのようなごちそうに早変わりします。
ぜひ試してみてくださいね。
もっと美味しく！おにぎり活用テク
電子レンジで温めるときのコツ
コンビニおにぎりは、そのままでも美味しいですが、温めることでふっくら感と香りがぐんとアップします。
まず確認したいのは、「温めOK」の表示です。
パッケージに「電子レンジ可」と書かれているか、袋から取り出す必要があるかをしっかりチェックしましょう。
また、一部のおにぎりには、加熱非推奨の素材（海苔や包装）が使われている場合もあるので注意が必要です。
特に肉系やチャーハン系、焼きおにぎりなどは、ほんのり温めるだけで驚くほど風味が増します。
500Wの電子レンジであれば、20〜40秒程度が目安ですが、おにぎりの大きさや具材によって適切な加熱時間は異なります。
中心がしっかり温まるよう、様子を見ながら少しずつ調整してみてください。
冷蔵庫で保存していたおにぎりは、ご飯が固くなりやすいですが、温めることでふっくらとした食感に戻ります。
より美味しく仕上げたい場合は、ラップに軽く包んで加熱することで水分が逃げにくくなり、しっとり感が長持ちします。
また、温めた後は少し冷ますと、全体の温度が均一になってより食べやすくなります。
さらに、ご飯の香りが立ち、具材の味もしっかりと感じられるようになるため、手軽な一工夫で満足度がぐんとアップしますよ。
冷たいままでもおいしい具材は？
時間がないときや外出先では、温めができないこともありますよね。
そんなときは、冷たいままでも美味しく食べられるおにぎりを選ぶのがポイントです。
おにぎりは温かくなくても、具材の選び方次第で十分に満足感を得られる食事になります。
おすすめの具材は以下のとおりです：
- ツナマヨ：まろやかで、ご飯とのなじみも抜群。冷えても違和感が少なく、コンビニおにぎりでも人気上位をキープしている安心の味です。
- 昆布・梅・おかか：しっかり味が付いており、冷えても風味が保たれる定番。塩気や酸味のおかげで、冷えたご飯との相性も良く、飽きずに食べられます。
- 鮭：塩気と旨味が強く、冷たいご飯にも合いやすく満足感あり。焼き鮭の香ばしさが食欲をそそります。
- 枝豆やひじき系の混ぜご飯：味にムラが出にくく、冷たくても美味しさが安定しています。栄養バランスも良く、女性や健康志向の方にも人気の高いタイプです。
- しらすや高菜：やさしい味わいで、冷えても違和感なく食べやすいのが特長。朝食にもぴったりの軽めおにぎり。
一方で、揚げ物系や脂の多い具材は、冷えると油分が固まってしまい、食感や風味が損なわれることも。
例えば唐揚げや天ぷら系は、冷えると衣がしんなりしてしまい、サクサク感が消えてしまいます。
また、マヨネーズ系でも加熱前提の商品は、冷えた状態だと油分が分離しやすく、口当たりが悪くなってしまうことがあります。
外出時や持ち運びを考える場合は、「冷めてもおいしい」ことを基準に具材を選ぶと安心です。
暑い季節は特に食中毒のリスクもあるため、傷みにくい具材を選ぶのがポイントです。
保冷バッグや保冷剤を活用すれば、夏場でも品質をキープでき、安全に持ち運べます。
冷たくても美味しいおにぎりを上手に選べば、ランチタイムやピクニック、登山やドライブのお供にも最適。
忙しい日々の中でも、おいしく・手軽に栄養を摂れる工夫をしていきましょう。
一緒に買うと便利！おすすめお惣菜＆スープ
おにぎり1つではちょっと物足りない…というときに便利なのが、組み合わせで満足感をアップさせるアイテムたち。
コンビニで簡単に手に入る、おすすめのプラス1はこちら：
- インスタント味噌汁やスープ類：体が温まり、塩分補給にもぴったり。寒い日や疲れた日のランチに最適です。中には野菜がしっかり入った具だくさんタイプもあり、ボリュームアップにも役立ちます。
- サラダチキンやゆで卵：たんぱく質がしっかりとれて、食事のバランスが良くなります。プレーン・ハーブ・スモークなど味の種類も豊富なので、日替わりで楽しめるのも嬉しいポイント。
- カップサラダや根菜の煮物：野菜が不足しがちなときに便利で、食物繊維もしっかり摂れます。ひじきや切り干し大根などの和惣菜も優秀な副菜として活躍。
- 納豆巻きやいなり寿司との組み合わせ：飽きずに食べられ、和のテイストが統一されて満足度も◎。さらにおにぎりとの相性も良く、小腹満たしにもぴったり。
- フルーツカップやヨーグルト：デザート感覚で取り入れられ、さっぱりと口直しにもなります。ビタミン補給にもひと役買ってくれる組み合わせです。
また、ホットスナックコーナーを活用するのもおすすめ。
ちょっとした唐揚げやコロッケなどをプラスすることで、満足感がさらに高まります。
ただし、脂質が気になる方はサラダやスープを意識的に組み合わせることで、バランスよく楽しめます。
特に朝食やランチには、おにぎり＋スープ＋たんぱく質系おかずのセットが、手軽で栄養バランスも良くおすすめです。
時間がない日でも、パッと準備できるのが嬉しいポイント。
さらに、組み合わせ次第で「温かさ」「栄養」「満足感」すべてをカバーできます。 ライフスタイルに合わせて、自分なりの“最強セット”を見つけてみてくださいね。
ちょっとした工夫で、いつものコンビニごはんが“しっかりごはん”にグレードアップしますよ。
保存とまとめ買いの注意点
まとめ買いって本当にお得？メリットとデメリット
忙しい日や非常時に備えて、コンビニおにぎりをまとめ買いする方も多いですよね。
毎回買いに行く手間が省けたり、買い置きがあることで安心感が得られたりと、メリットはたくさんあります。
たとえば、出勤前に数個まとめて購入し、朝食と昼食に分けて食べるのもひとつの方法です。
また、セールや値引きの時間帯を狙って安く複数購入できれば、節約にもつながります。
忙しい日には「今日はごはんを作らなくていい」と思えるだけで、気持ちがラクになりますよね。
加えて、急な予定や体調不良で外出が難しいときでも、家にストックがあれば対応できる点も大きな魅力です。
子どものおやつや夜食用に、少し多めに買っておくという声もよく聞かれます。
一方で、食べきれずに無駄にしてしまうリスクや、鮮度が落ちる問題も見逃せません。
とくに、海苔が巻かれているタイプは、時間が経つとしんなりして食感が悪くなってしまうため、「時間が経ってもおいしく食べられるか」が重要なポイントになります。
また、冷蔵庫に入れたまま忘れてしまい、「気づいたら期限切れだった…」なんてことも。
そういったロスを防ぐためにも、購入した時点で「いつ食べるか」をある程度決めておくのがおすすめです。
「保存前提」であれば、海苔が別包装になっているタイプや、直巻きタイプでないおにぎりを選ぶと、食感の劣化を防げてより長く美味しく楽しめます。
保存法を工夫すれば、まとめ買いのデメリットも上手にカバーできますよ。
冷蔵・冷凍保存で長持ちさせるコツ
コンビニおにぎりを少しでも長くおいしく保存したいときは、正しい冷蔵・冷凍保存がポイントです。
特にまとめ買いした場合や、すぐに食べきれないときには、保存方法の工夫が大きく差を生みます。
まず、冷蔵保存をする場合は、購入後なるべく早めに冷蔵庫へ入れましょう。
常温で長時間置いてしまうと、菌が繁殖しやすくなるだけでなく、風味も落ちてしまいます。
ただし、ご飯は冷蔵庫に入れることで水分が抜け、硬くなりやすいため、当日中に食べることを前提にするのがベストです。
食べる際は、ラップに包んだまま電子レンジで加熱すると、蒸気が中に閉じ込められ、ふっくらとした食感が戻りやすくなります。
一方、数日保存したい場合は冷凍がおすすめ。
冷凍保存では、おにぎりを1個ずつラップでぴったりと包み、できればアルミホイルでさらに包んでからフリーザーバッグへ入れると、冷凍焼けやニオイ移りを防げます。
冷凍したおにぎりは、食べるときに凍ったまま電子レンジで加熱するだけでOK。
目安としては600Wで1分30秒〜2分程度。
途中で上下をひっくり返すと、ムラなく均一に温まりやすくなります。
より美味しく仕上げたいときは、レンジで加熱後にラップを外し、少しだけトースターで焼くと香ばしさがアップします。
なお、具材によっては冷凍に向かないものもあるので注意が必要です。
たとえば、マヨネーズ系（ツナマヨ・エビマヨなど）は冷凍によって分離して風味が損なわれる可能性があります。 生もの（生たらこ、生明太子など）も冷凍すると食感が変わることがあるため、避けた方が無難です。
反対に、焼き鮭や昆布、おかか、梅干しなどの定番和風具材は、比較的冷凍に強く、味も安定して美味しくいただけます。
このように、冷蔵と冷凍をうまく使い分けることで、おにぎりの美味しさを長持ちさせることができます。
少しの手間で、いつでも手軽に満足感のある食事が楽しめるので、ぜひ実践してみてくださいね。
消費期限と賞味期限の違いを理解して安全に
おにぎりに記載されている「消費期限」と「賞味期限」、この違いを理解しておくことはとても大切です。
- 消費期限：安全に食べられる期限（過ぎたら食べない方がよい）
- 賞味期限：美味しく食べられる目安（多少過ぎてもすぐに傷むわけではない）
この2つは似ているようで意味がまったく異なります。
特にコンビニおにぎりは加工食品であるため、表示された期限の把握は食の安全に直結します。
コンビニおにぎりには通常「消費期限」が記載されており、この期限を過ぎての飲食は避けるべきです。
なぜなら、消費期限は「安全性」に関わる期限であり、期限を過ぎると細菌の繁殖などによって、体調を崩すリスクが一気に高まるからです。
たとえば、夏場や気温の高い季節は特に要注意。
表示された期限よりも早く食品が劣化することもあるため、保管場所や温度管理にも気を配る必要があります。
レジ袋の中に長時間入れて持ち歩いたり、直射日光の当たる車内に放置してしまうと、表示通りの期限内でも傷んでしまう可能性があります。
また、「見た目や匂いで判断するのは危険」です。
傷みは目に見えず進行することもあるため、しっかりと表示を確認する習慣をつけておくことが大切です。
一方で「賞味期限」は品質の目安であり、多少期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
ただし、おにぎりのような水分の多い食品では、賞味期限が設定されている場合も過信は禁物。
特に体調がすぐれないときやお子様・高齢者の食事には、安全性を最優先に考えるべきです。
表示をしっかり確認し、期限内に食べきるよう心がけることが、安全で美味しく楽しむコツです。
食の安心を守るために、正しい知識と少しの意識がとても大切ですよ。
まとめ｜「時間帯＋選び方」でコンビニおにぎりをもっと賢く！
コンビニおにぎりは、忙しい毎日の中で手軽に食べられるありがたい存在。
でも、ただ何気なく選ぶのではなく、時間帯や具材、保存方法を少し意識するだけで、もっと美味しく・もっと健康的に楽しむことができます。
たとえば、朝の納品直後に行けば新鮮なおにぎりが手に入りやすく、お昼時には売れ筋が揃っています。
夕方や夜遅くは割引になることもあるため、コスパ重視の方にはおすすめの時間帯です。
また、具材選びではタンパク質や食物繊維がしっかりとれる組み合わせを選んだり、雑穀米やもち麦ベースのおにぎりを試すのも◎。
賞味期限や保存方法にも気を配れば、安全で美味しく食べられます。
毎日のコンビニ習慣を少しだけアップデートすることで、体にも心にも嬉しい変化が生まれるかもしれません。
次におにぎりを選ぶときは、ぜひこの記事のポイントを思い出してみてくださいね。
